1974年、オランダにてAndries Gaastra(同国Batavus社の創業者の親族)が設立。
“KOGA”の社名は、彼の妻Marion Kowallik の頭文字との組み合わせであり、当初より、イタリア車に負けない良い自転車を作りたいという職人気質のもと、個人能力を高めるマイスター制度や、厳しい社内組立資格制度を導入、現在も社内テストを月に1度実施している。
レーサーは1974年、ツーリングは1978年、トレッキングは1982年より生産開始。
1976年以降、生産・開発拠点を現在のオランダ ヘーレンフェーン(アイススケート界でも有名な街)に移転。以降、多くの独創的な製品を世に送り出し続けている。
1987年西欧へ世界初の折りたたみ車とMTBを発表。
2004年フルサスのタンデム車を世界で初めて販売。
1977年、ドイツに輸出を開始、続いてベルギーなど北欧諸国、英国、米国、豪州、アジアへ展開。
現在、19カ国の販売網を持ち、クラフトマンシップを世界中に発信し続けている。
KOGAは永年に渡り、レースシーンを支えてきた。Peter WinnenはKOGAで、オランダ人として初めてツールドフランスの表彰台のトップに立ち、2004年のアテネでは、オランダの英雄Theo Bossの銀、FrancoMarvulliの金メダル獲得を支える。2000/2004年続けて、世界で一番メダルを多く獲得した女子選手のLeontienZijlaard-van MoorselもすべてKOGAで勝負し、勝利し続けていた。2006年からは、スキルシマノ(2009年ツールドフランス出場/2011年ブエルタ・ア・エスパーニャ ステージ優勝)およびオランダナショナルトラックチーム(KNWU)のスポンサーとなっている。そのころスタートした KIMERA プロジェクトは、オランダナショナルトラックチームでメダル量産の使命を担ったトラックレーサー開発プロジェクトである。結果、ロンドンオリンピックでは見事メダルを獲得。KIMERA ROADシリーズが、その剛性感に自信があるのはそもそもトラックレーサーの血が流れているからである。ものづくりについては、クラフトマンシップと最新の技術に加えてレースで得た豊富なデータを基に設計。出来上がったテストフレームをオランダ社内にある設備で剛性、耐久性、耐衝撃性などを試験する。その後、数千キロに及ぶ実走行試験に入り、初めて製品化されそのマシンを選手が実践投入する。そこから初めて量産され、Handbuild byKOGA として、世界中の皆様に送り出されることとなる。
| 1979年 | 『アイスボルケ』 | スポンサード |
|---|---|---|
| 1980年 | 『Ruta Del Sol』 | 個人総合優勝 |
| 『ツールドフランス』 | 第2/14/22ステージ 優勝 ・マイヨヴェール獲得 | |
| 1981年 | 『カプリゾーネ』 | スポンサード |
| 1982年 | 『ツールドフランス』 |
チーム総合3位 ・マイヨブラン獲得 |
| 『ワールドカップ』 | チーム総合優勝 | |
| 1991年 | 『チューリップ』 | スポンサード |
| 『ツールドスイス』 | 個人総合優勝 | |
| 『ワールドチャンピオンシップ』 | シクロクロス2位 | |
| 『ワールドカップ』 | チーム総合優勝 | |
| 1994年 | 『ワールドチャンピオンシップ』 | 女子ロードレース 優勝 |
| 1998年 | 『ワールドチャンピオンシップ』 | 女子ロードTT 優勝 |
| 1999年 | 『ワールドチャンピオンシップ』 | 女子ロードTT 優勝 |
| 2000年 | 『ファームフリッツ』 | スポンサード |
| 『GP E3―Harelbeke』 | 優勝 | |
| 『Gent-Wevelgem』 | 優勝・2位 | |
| 『パリ‐ルーべ』 | 2位 | |
| 『ツールドフランス』 | ポイント賞2位 | |
| 『ヴェルタエスパーニャ』 | 第3ステージ優勝 | |
| 『シドニーオリンピック』 | 女子個人追抜き 金メダル(世界新記録) 女子ロードレース 金メダル 女子ロードTT 金メダル 女子ポイントレース 銀メダル |
|
| 2001年 | 『ワールドチャンピオンシップ』 | 女子シクロクロス 優勝 女子個人追抜き 優勝 |
| 2004年 | 『アテネオリンピック』 | 女子ロードTT 金メダル 女子3km個人追抜き 銅メダル 男子スプリント 金メダル・銀メダル |
| 2006年 | 『スキルシマノ』 | スポンサード |
| 2008年 | 『北京オリンピック』 | 女子トラックポイントレース 金メダル |
| 2009年 | 『ツールドフランス』 | 第3ステージ 3位 第21ステージ 別府選手 日本人初【敢闘賞】 |
| 2010年 | 『ツアーオブターキー』 | 総合6位 |
| 『ツアーオブハイナン』 | 総合8位(土井選手) 第4・5・7・9ステージ 優勝 |
|
| 2011年 | 『ツールド・ボローニュ』 | 第1・2・3・7ステージ優勝 |
| 『鈴鹿国際ロードレース』 | 優勝(畑中選手) | |
| 『ブエルタ・ア・エスパーニャ』 | 第7ステージ 優勝 ・ 第18ステージ 3位 土井選手 日本人 初参戦・初完走 シマノレーシング ジャパンプロツアーシリーズにて団体、 個人共に総合優勝を獲得。(5年連続の快挙) |
|
| 2012年 | 『オリンピアツアー』 『ロンドンオリンピック』 |
にてステージ優勝(Bart van Haaren) にてメダル獲得(Teun Mulder) |
| 2013年 | 『トライアスロン ヨーロッパ チャンピオンシップ(トルコ)』 |
優勝(Rachel Klamer) |
| 『トライアスロン ヨーロッパ チャンピオンシップ U-23(オランダ)』 |
準優勝(Rachel Klamer) | |
| 『Ronde van Giessenburg』 | 優勝(Robin Chaigneau) | |
| 『Olympia’s Tour』 | 2度のステージ優勝(Arno van der Zwet) |